株式会社アルカン（代表取締役社長：檜垣周作／本社：東京都中央区）は、フランスの製菓用チョコレーメーカート「ショコラトリー・ド・オペラ」のパナマ産カカオを使用したクーベルチュールチョコレート「デルトラ70％」を2023年6月1日より発売いたします。
 
本商品は世界的に希少なパナマ産のカカオを、環境とサスティナビリティに徹底した配慮のある農園との、フェアトレードで生まれたSDGsの観点からも安心できる製品です。

希少なパナマ産

「デルトラ70%」は、パナマの北西に位置するボカス・デル・トロ県の単一農場“ケブラダ・ピッティ農園”で生産されたカカオ豆を原料としたクーベルチュールです。
 
パナマ北西は熱帯で肥沃な土壌、自然災害が少なく、豊かな熱帯林と海に生態系が守られ、カカオの生育に恵まれた環境ですが、生産量は少なく、「知る人ぞ知る」貴重なカカオでした。現在でも世界総生産量に対してパナマ産カカオは約0.025％の少なさです。
その為、数あるクーベルチュールメーカーの中でもパナマ産を扱うのはショコラトリー・ド・オペラ社が初めてです。
 

大規模なアグロフォレストリー・プロジェクト　環境に配慮した農園とのフェアトレード

パナマ農業省は1990年代から、先住民が貧困から抜け出せるよう、カカオ栽培を再開しました。そこでフェアトレードを確保するために認可を受けたフォレストファイナンスが、パナマ北西部で大規模なプロジェクトを進めました。プロジェクトの中心は、植林を進め150ヘクタール近いエリアを３つのカカオ農園として活用することです。
 
ここでは農薬や化学肥料を使わず、動物や鳥類の糞などからの栄養分を強化しています。収穫後の発酵や乾燥は、現代的な設備と伝統的な専門知識を融合させています。また、トレーサビリティも完備し、遡ることも可能です。
 
またこれらの農園は、持続可能な農業と適正な雇用を保証する【UTZ認証】、カーボンクレジット認証の【ゴールドスタンダード認証】を受けています。味の面ではチョコレートの官能評価の専門家エド・セギュイン氏に依頼し、カカオ豆の風味・質を確認しています。

ショコラトリー・ド・オペラはこの活動に賛同し、フォレストファイナンスから「デルトラ」のカカオ豆を購入しています。

「デルトラ」　エレガントでエッジの効いたアロマ

ボカス・デル・トロ産のカカオ豆は、その風味と香りを高めるために、焙煎温度を工夫しました。完成したこのクーベルチュールは甘すぎず、エレガントでカカオのエッジが効いた繊細なアロマをもち、バランスが取れています。
 
【第一印象】　 ほのかに甘く、ピリッとした味わい
【中間の印象】バニラ、香草、プラムのフレーバー
【余韻】　　　口に残るほのかな余韻はカカオのエッジの効いた風味を後押しする
 

【商品名】デルトラ70％
【容量】1.5kg
【発売日】2023年6月1日
【販売先】製菓・製パンメーカー、ホテル、レストラン、問屋など
【輸入販売元】株式会社アルカン
 
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