アルカンがセレクトしたトップクオリティ
アルカンが選ぶ素晴らしい商品は、それぞれの分野のトップクラスのブランドです。
食品
キャビア/フォアグラ/トリュフ
【Rougie ルージエ】
1875年創設後すぐに発売された“トリュフ入りフォアグラのパテ”が人気を集めます。その後、レオンス・ルージエの代に「ルージエ・ヴィヴィエ」というブランドで会社は発展し、これを継いだ息子ジャン・ルージエが1950年代に「ルージエ」を世界的なブランドとして確立させました。 完璧な作業工程とレシピの追求を続け、ルージエはフランスにおける美食の象徴となっていきます。 フォアグラやトリュフは世界中で賞賛を浴びるようになり、今日、120カ国以上にレストランやホテル、ブティック、エアラインなどの顧客を持っています。 ルージエは鴨の卵の孵化から飼育、そして商品となるまでの一貫した完璧な管理システムを誇り、安定した品質の高いフォアグラ、その他トリュフやガストロノミー商品を生み出しています。
ヴォライユ/ジビエ
仔羊/ビゴール豚/フランス産仔羊/イベリコ豚/鹿/生ハム/サラミ/食品加工
【社)エゾシカ協会推奨】
特徴1:安全・安心・高品質 『エゾシカ食肉事業協同組合』に加盟する処理場では、2006年10月に北海道庁より発行された『エゾシカ衛生処理マニュアル』に準じて衛生的な枝肉処理を行っています。 特徴2:衛生的で迅速な処理は肉に獣臭さを残しません。 技術を持ったハンターが、身にダメージを与えることなく、迅速に的確な処理を行っております。 特徴3:栄養価に優れたヘルシーで健康的な国産シビエ エゾシカは栄養価の面でも優れており、特に女性に不可欠な鉄分や銅などのミネラルが豊富です。 さらに高たんぱくで低脂質、その脂質には青魚などに含まれることで知られる多価不飽和脂肪酸(DHAやリノール酸等)が含まれています。 特徴4:ネックショットで狩猟した鹿のみを狩猟後2時間以内に(社)エゾシカ協会推奨の衛生的な施設で枝肉加工しています。
【Le Noir de Bigorre ノワール・ド・ビゴール】
ノワール・ド・ビゴール豚はフランス原産の純血種で、ローマ時代から存在していたことが古い記録に残されています。1930年代28,000頭のノワール・ド・ビゴール雌豚が飼育されていましたが、第二次大戦後生活習慣の変化と農畜の産業化により急速に壊滅的な状態になり、1981年にはわずか雄豚2頭、雌豚30頭がピレネー上部の数えるほどの農場で飼育される事態に至りました。当時絶滅する植物や動物を生き残らせるプロジェクトが立ち上げられ、地元農家やビゴール協会などの献身的な活動により絶滅の危機から脱することが出来ました。現在は10,000頭近いノワール・ド・ビゴール豚が飼育されています。近年フランスでは高品質の国産素材が注目を集めており、ノワール・ド・ビゴール豚も認知度が上がり、パリ市内の精肉店やレストランをはじめ多くの店が取り扱うようになり、フランス南西部産の豚肉の品質への評価が高まり、それとともにフランスでも豚肉が料理素材として脚光を浴びています。 “ジャンボン・ノワール”“ノワール・ド・ポーク”はAOCを取得しています。
【JOSELITO ホセリート】
ホセリート社は、1860年ユージン・ゴメス氏により、スペイン中西部サラマンカ郊外にある標高1,000メートルのギフエロに設立されました。当地は冷涼な気候で湿度も低く、生ハムを乾燥・熟成させるために適した環境です。細やかな職人技を用いて、最上級と評価されるハモンは、20年前に家業を継承した4代目社長のホセ・ゴメス氏(創業者ユージン氏のひ孫)の優れた経営手腕によって世界的ブランドに育ちました。世界中の著名な料理人たちが同社のハモンを「世界一のハモン・イベリコ」と称賛しています。 最上のハモンを完成させるために、デエサの管理を含めた種豚の飼育からハモンの熟成まで、一貫してすべての工程を自社で管理しています。イベリコ豚は、クオリティを維持するために、170,000ヘクタールの広大な自社で所有しているデエサ(どんぐりや樫の木などが林立する広大な牧草地)で放牧され、2年以上もの年月を費やし飼育して、イベリコ豚特有の肉質に育てます。また、ハモンの製法は創業当時から受け継いだ伝統的手法と職人技が駆使されています。
【PAVONCELLI パヴォンチェッリ】
1899年、アディジェ川ヴェローナ河岸とヴァルポリチェッラ丘陵地帯に囲まれたペスカンティーナという町に、創業者であるアーネスト・パヴォンチェッリが精肉店を開業しました。彼が真の匠の知識によって厳選した肉は、当初来店されたお客様の心をすぐに捉え、その噂はどんどん広がり、やがては町の外にまで届くようになりました。お客様からの要望が増えていく中、1925年にアーネストはサラミ工房を開くことを決断し、その後まもなくヴェローナ地方伝統製法のサラミを製造出来るまでになりました。120年近く経った今もなお、パヴォンチェッリのサラミ工場は、家族が大切に長い間培ってきた秘伝のレシピを守り続けています。そして今も同じ情熱を持って、最高品質の製品を生み出すために原料を厳選しています。「一枚一枚にイタリアの品質を」をモットーに、現代的な設備と熟練の職人たちとの融合によって生み出される独自の味わいは、地元ヴェローナをはじめ国内外のレストランなどから高い信頼を得ています。
甲殻類/貝類/魚類加工品
野菜
【BONDUELLE ボンデュエル】
ボンデュエル社は1968年にはフランスで初めて冷凍野菜を商品化してヨーロッパに次々とビジネスを展開していき、現在では、冷凍のみならず野菜の缶詰めやフレッシュタイプのアイテムを広く手がけるトップメーカーとして知られています。約380軒もの農家としっかりしたパートナーシップを結び、安全性を守りながら栽培した栄養たっぷりの野菜を使用して商品を製造しています。ボンデュエルでは野菜の種の選定から収穫・加工・パッキングの全工程を自社でコントロールし、特に冷凍は、収穫から急速冷凍までを非常に短時間で完了する高い技術力を有しています。これによって野菜の鮮度や栄養価が完全に保持されるため、商品は常に高いクオリティを誇ります。
キノコ
チーズ
オリーブオイル/オリーブ加工品/オイル
【MANCIANTI マンチャンティ】
1952年、ウンブリア州トラジメーノ湖の近く、サン・フェリチアーノにある古いオリーブの搾油所からマンチャンティのオリーブオイル作りは始まりました。昔からこの湖周辺の丘陵地帯では、オリーブ栽培に良い条件が揃い、高品質のオリーブが収穫できることで有名です。アルフレッド・マンチャンティは、1970年代中頃、イタリアで初めて、伝統的なコールドプレス製法を復活させてオリーブオイルを生産。彼の考えによればオリーブオイルもワインのようにその産地の個性が品質を大きく左右するとしており、土壌の素晴らしいところで育った果実からは、それだけ素晴らしい風味のオイルができるとしています。アルフレッド・マンチャンティはイタリア随一のオリーブオイル・テイスターとされ、オリーブオイルの権威のひとり。マンチャンティは、最高峰の人間の手によって生み出される最高品質のオリーブオイルです。
ビネガー/マスタード
塩/砂糖/スパイス
穀類加工品
【MULINO MARINO ムリーノ・マリーノ】
マリーノ一家が本格的に製粉業に乗り出したのは、20世紀に入ってまもなくでした。創業当時は、村を流れるベルボ川を利用し水車で石臼を廻していました。現在は場所を移し、電力を用いて石臼を廻しているので、安定供給が可能になりました。粉の風味に大きな影響を及ぼす3要素、石臼の構造、粉挽き技術、そして穀類そのものの品質に関しては、1000年もの間コッサノベルボに伝えられてきた伝統に徹底的にこだわり、「昔ながらの味わい」に即した丁寧な粉造りに励んでいます。大手企業の低コスト、大量生産の製品に比べると、手作業で手間もかかるため、割高になりますが、香りの豊かさ、味わい深さでは、他の製品とは比較にならないほど高い水準を保持していると、自信をもっています。
その他食材
製菓材料
【DGF(Distribution Gastronomie Formation)】
DGFは、フランス製菓材料開発者の第一人者ジャッキー・ジレが1986年に創立。以来、MOF有資格者が技術指導・品質管理・開発を担当、品質を第一として“プロ”の視点に立ち作業性を追求した製品開発を行っています。これらDGF製品のディストリビューターは、フランス国内に40社以上、また日本を含め海外にも20社以上あります。パリ西郊のシャントルーにある本社にはプロフェッショナルのための学校としてインターナショナル・キュリナリー・スクールを併設しています。この講師陣にはMOFも多数加わり、多種多様のコースが開講されています。
ジャム
菓子
ドリンク/紅茶/ハーブティー
【ALAIN MILLIAT アラン・ミリア】
アラン・ミリアは、リヨン郊外オルリエナで果樹園を営む家に生まれ育ち、果樹園経営に長く携わってきました。果実の美味しさをジュースやネクターを通して多くの人に伝えたい。 そんな思いからフランス産高級ワインのように、原材料の産地の選定や、製法にこだわった商品を開発、ルレ・エ・シャトーのソムリエ約60名と意見交換をしながら、1997年に「アラン・ミリア」のジュースとネクターとして発表しました。 フルーツ栽培に関する深い知識と経験に情熱を注いで創り上げたジュースとネクターは、フランスが誇る美食のひとつとして注目を集めています。
ワイン
フランス
シャンパーニュ
【BOLLINGER ボランジェ】
ボランジェは、創設者であるジャック・ボランジェによって1829年に造られ、その名を冠した名門シャンパーニュ・メゾンです。生産に必要なブドウの約70%を、シャンパーニュ造りに最良とされるグランクリュとプルミエクリュでおもに構成される160haの自社ブドウ畑から供給しています。また、オーク樽での発酵や、カーヴでの長期に渡る熟成など、伝統的な醸造法によって支えられた製品の品質の高さにより、世界的な名声を確立しており、1884年からは英国王室御用達を拝命する希少なメゾンのひとつとなっています。現在も、設立当時から変わることなくボランジェ一族によって、生産における厳しい基準が保ち続けられ、1992年には、こうしたメゾンが長年守り続けてきた製法と基準を表す“倫理と品質”を『ボランジェ憲章』として発表しました。継承される伝統によって育まれる、一貫したスタイルとすばらしい品質を誇るシャンパーニュを造り続けています。
ブルゴーニュ
【DOMAINE CHANSON ドメーヌ シャンソン】
ブルゴーニュで産出されるワインを、フランス国内やヨーロッパに販売していたシモン・ヴェリーが1750年にシャンソンを設立。ボーヌでも1、2を争う歴史あるメゾンとされています。1847年から1999年まではシャンソン家が経営を担ってきましたが、1999年、ボランジェ・グループがこのメゾンを買収し、以来、畑やカーヴに大きな投資が行われてきました。シャンソンは、ボーヌ、サヴィニー・レ・ボーヌ、ペルナン・ヴェルジュレス、コルトンの丘陵地にグランクリュとプルミエクリュ、合わせて38haの畑を所有しており、その中には、プレステージがあるプルミエクリュの“クロ・デ・ムーシュ”(4.5ha)や、モノポールの“クロ・デ・フェーヴ”(3.8ha)、グランクリュの“コルトン・ヴェルジェンヌ”(0.60ha)が含まれています。所有する畑から収穫されるブドウで造られる「ドメーヌ・ワイン」以外にも、シャンソンが求めるクオリティー水準に達するブドウを厳選した栽培農家から買い取り、それぞれのテロワールをあますところなく表現した、幅広いアペラシオンのワインを生産しています。
ヴァレ・ド・ラ・ロワール
【LANGLOIS-CHATEAU ラングロワ・シャトー】
フランス最長の河であるロワール河流域では上流から下流まで、泡・白・ロゼ・赤、多様でキャラクターに富むワインを産出 しています。美しい古城が点在し世界遺産でもあるこの地域で、ラングロワ・シャトーはソミュール地区に1885年創業の歴史あるメゾンです。 彼らがつくる「クレマン・ド・ロワール」はシャンパーニュに匹敵するほどの規定を超える長い熟成期間を経てリリースされており、その品質の高さは国内外で認められています。 1973年にはボランジェ・グループの一員となり、さらなる発展を遂げ現在ではクレマンだけでなく、スティルワインの生産も行い成功を収めています。 自然環境を尊重した栽培と醸造を実践し「Terra Vitis」(全フランス規模の「健全なブドウ栽培と衛生的なワイン醸造による 高品質なワイン生産」のための認定機関)の認証を取得しています。 また、世界的にも著名なル・マン24h耐久レースのオフィシャル・サポーターとしてイベントのバックアップや、“カドル・ノワール”国立馬術学校との提携など、幅広い分野で活動しラングロワ・シャトーの哲学を広めています。
【Domaine Vacheron ドメーヌ・ヴァシュロン】
ドメーヌ・ヴァシュロンは、1900年代始めにモーリス・ヴァシュロン氏がサンセール地方において、わずか1haのブドウ畑から創業しました。当時、この地方ではまだワイン造りは盛んではなく、穀物の栽培や牧畜なども同時に行われていました。その後、1950年代に芽吹き、1960年代になってワイン産業として発展していきました。サンセールにおけるピノ・ノワールの可能性を信じた、同氏の息子のジャン・ヴァシュロン氏は、「レ・ロマン」の丘陵地の畑の整理統合を行い、1962年からはAOCサンセールの栽培者組合の長を務めました。3代目のジャン=ルイ・バシュロン氏とドゥニ・バシュロン氏は、1965年から「サンセール・ルージュ」と「サンセール・ブラン」を生産するために、最良のテロワールを求めて畑を広げていきました。1990年代後半には実験的にいくつかの区画で化学肥料や農薬を使用しないビオディナミを試み、2004年以降は全ての畑がエコセールによる有機栽培となり、ビオディナミの認証を受けています。
【Château de Tracy シャトー・ド・トラシィ】
シャトー・ド・トラシィは、ロワール地方のプイィ・フュメで1580年から4世紀にわたってブドウ栽培を受け継いでいます。現在のトラシィはA.デストゥィト・ダサイ伯爵夫人が所有しています。南西を向いた畑の面積は25ヘクタールにも及び、最も優れたワインを産出するキンメリジャンの石灰質の土壌に覆われています。「リュット・リゾネ」を導入し、殺虫剤の不使用や、農薬に関しては必要な場合に限り少量のみ使用するなど、ブドウ樹の自然の抵抗力を利用し、できるだけ汚染を起こさない農業を実践しています。醸造においても、ワインの本来の特徴を守るためにできるだけ手を加えず、最良のキュヴェのみが「シャトー・ド・トラシィ」として販売されます。
プロヴァンス
ボルドー
【COMPAGNIE M É DOCAINE カンパニー・メドケーヌ】
世界的な保険会社グループとして知られるアクサ・グループのワイン関連事業をになうアクサ・ミレジムは、当時のアクサ社長クロード・べべアール氏がランシュ・バージュの オーナー、ジャン・ミッシェル・カーズ氏を共同経営者に迎え、設立されました。 現在はクリスチャン・シーリー氏が社長を務め、シャトー・ピション・バロン、シャトー・ピブラン、シャトー・スデュイロー、シャトー・プティ・ヴィラージュを始めとするボルドー・シャトーやハンガリーのトカイ・ワイン(ディズノク)などの銘醸ワインを産出しています。 カンパニー・メドケーヌは1976年に設立され、2001年にアクサ・ミレジムの完全子会社となりました。アクサ・ミレジムの所有するグランクリュ、プルミエクリュのシャトー・ワインの割り当てを多く受け、高品質なプティ・シャトーの扱いも多くあります。
【CHATEAU PICHON-LONGUEVILLE BARON シャトー・ピション・ロングヴィル・バロン】
1884年、シャトー・ピション・バロンのブドウ畑はピション・バロンとピション・ラランドに分割されました。ピション・バロンは1933年に所有者が変わるなど、その後も畑は最高の立地にありながらも真価を発揮できずにいました。しかし、フランス最大の保険会社の系列のアクサ・ミレジム、そしてシャトー・ランシュ・バージュのジャン・ミッシェル・カーズによって、活発な設備投資と畑の改良が行われ、1987年を境にワインの評価は一変して本来の高い評価を取り戻すこととなります。68ヘクタールの広大な敷地に植えられているのは60%がカベルネ・ソーヴィニョンで、その力強い味わいを緩和する意味で重要な役割を果たしているのが35%を占めるメルローであり、残りのカベルネ・フランはワインに複雑さを与えています。
コート・デュ・ローヌ
【Domaine Alain Graillot ドメーヌ・アラン・グライヨ】
コート・デュ・ローヌ地方のワイン産地ではあまり目立たない、タン・レルミタージュの南にあるポン・ド・リゼール村に位置するAOCクローズ・エルミタージュに、アラン・グライヨは20ヘクタールの畑を購入しました。1985年に始まったワイン造りでは、1ヘクタールあたりの収量を抑え、収穫の時期を遅らせて凝縮感のあるブドウを収穫することで、クローズ・エルミタージュではかつてないほど濃厚なワインを生み出し、これが雑誌や多くの評論家から高い評価を受けることとなりました。この地の土壌は水はけのよい丸砂利の多く混じったローヌの沖積土で、シラーを主として、マルサンヌ、ルーサンヌを栽培しています。
【Domaine Alain Voge アラン・ヴォージュ】
1958年、アラン・ヴォージュは、父のかたわらで数世代にわたって受け継がれてきた小さな農園の仕事を始め、ローヌ右岸の丘陵地で、シラーとマルサンヌを手作業の職人的な方法で栽培しています。 実際、栽培と醸造を熟知したスタッフ達は、世界的に認められる希少なワインを産み出すという信念を分かちあい、ワイン造りの冒険に参加できることを誇りにベストを尽くしています。 2004年にローヌの名ワインアリーでビオディナミを実践した来た醸造家アルベリック・マゾワイエをマネージャーに迎え、その指揮の下、2006年より、サン・ペレの畑からビオディナミを実践しています。
ラングドック・ルーション
【MONTAGNE NOIRE モンターニュ・ノワール】
中世都市カルカッソンヌの程近くにある、モンターニュ・ノワール(「黒い山」)と呼ばれる山脈は、ワインの産地として知られています。その自然なままのテロワールは、高い標高、貧しい土壌、大西洋沿岸の穏かさと地中海沿岸のまぶしい太陽に恵まれた好条件のもと、ゆっくり時間をかけて熟したバランスのよいブドウが収穫できます。土地の知識とシャトー・ランシュ・バージュのカーズ・ファミリーの技術者のノウハウを武器に、テクニカル・チームが最も厳しい造り手を選び抜きました。高いポテンシャルを持ったテロワールから生まれ、しっかり熟した後に収穫を行ない、ていねいに醸造されたワインだけが、モンターニュ・ノワールというセパージュワインとなるのです。
【M.Chapoutier/Bila-Haut M.シャプティエ/ビラ・オー】
1808年にローヌ渓谷で創業したM.シャプティエ社は、自然のバランスとテロワールを尊重しワイン生産を行ってきました。ローヌを代表する造り手として高い評価を得るのみならず、世界各国でその土地の個性を表現するワインを生産しています。M.シャプティエがルーションで選んだのはラトゥール・ド・フランス村。黒や茶色のシストはワインに太陽のタッチを与え、片麻岩(変成岩の一種)はミネラルとフレッシュさをもたらし、粘土と石灰質によって力強さとバランスが生み出されます。この土地からシャプティエが最初に世に送り出したワインは”ヴィーニュ・ド・ビラ・オー”と”ドメーヌ・ド・ビラ・オー オクルトゥム・ラピデム”です。そしてさらに6年をかけて”V.I.T”が生まれました。ガリーグに囲まれた畑の70年の古樹のグルナッシュはリッチで複雑、粘土石灰質の土壌で時間をかけて熟したシラーは力強く、そのタンニンはシルクのよう。そして自社の最も素晴らしいシストのテロワールのシラーはエレガントなアロマ、口中でのフィネスをもたらします。2008年にはレスケルド村の程近く、石灰質の高い崖、山風の吹き抜ける乾いた土地から”レスケルダ”と名付けられた新たなワインが生まれました。花崗岩の風化による砂の土壌の350メートルの台地と丘で栽培された素晴らしいシラーとグルナッシュを主体としています。レスケルダとは、カタロニア語で「岩の崖」という意味を持っています。
アルザス
ノルマンディ
【Lemorton ルモルトン】
ルモルトンのカルヴァドスは、パリをはじめフランス各地の高級レストランで高い評価を受けています。ノルマンディ地方で収穫された48種類のリンゴと洋ナシでシードルとポワレを仕込み、その醸造酒を蒸留して得られる透明なスピリッツを、さらに樽で長時間に渡って熟成させて出来る琥珀色のブランデーがカルヴァドスです。ラベルに年号が記されたカルヴァドスは蒸留された単一の年を意味し、熟成年数が記されたものは異なる樽のカルヴァドスをブレンドした際に最も若いものを基準に記されています。ルモルトンのカルヴァドスは最低30%の洋ナシとリンゴのブレンドで、ジュースは完全に発酵するまで木樽に置かれます。円柱形蒸留機で蒸留された後、何十年もの歳月を経て樽から瓶に詰められ、グラスに注がれたときにやっと息を吹き返し、芳醇な芳香が人々を魅了します。
イタリア
ピエモンテ
【Pio Cesare ピオ・チェーザレ】
ピオ・チェーザレは1881年、チェーザレ・ピオ氏によって設立されました。彼は、バローロ、バルバレスコ、バルベーラをはじめとするピエモンテの偉大なワインのポテンシャルと品質に信念と確信をもってワイン生産をしていた草分け的存在です。アルバの中心地で5世代にわたりつづく家族経営のワイナリーで、バローロ、バルバレスコエリアの最良の区画に自社畑を所有しています。加えて、代々から信念を同じくする、契約農家からのブドウを使用してワイン造りを行っています。 ピエモンテの伝統を守り続けるだけでなく新しい技術も、追及する品質やスタイルを実現させるのために、積極的に取り入れています。彼らの歴史と品質の高さは世界中のトップレストランやホテル、ワイン愛好家に知られています。
ロンバルディア
ヴェネト
【Nino Franco ニーノ・フランコ】
ニーノ・フランコ社は、1919年にアントニオ・フランコ氏がイタリア北東部のヴェネト州マルカ・トレヴィジーア地域のヴァルドッビアデーネ村において創業しました。同社の畑は、ワイン造りのブドウの栽培に最適と言われるミネラル分が多い石灰質土壌であるため、伝統的に「プロセッコ」と呼ばれるグレーラ種のブドウが収穫されます。このブドウは、さわやかなフルーツの香りと心地よい酸味が感じられ、スパークリング・ワインの生産に適しており、この品種を用いて造られた発砲性白ワインもプロセッコと呼ばれ、イタリアを代表するワインとして国内外を問わず広く愛されています。同社は、プロセッコ産地の中でも特に優れた生産地区であるヴァルドッビアデーネ村にあり、この地区は2010年にDOCからDOCGに格上げとなり、ヴァルドッビアデーネ・プロセッコ・スペリオーレDOCGという新たな格付けとなっています。
【Suavia スアヴィア】
ルモルトンのカルヴァドスは、パリをはじめフランス各地の高級レストランで高い評価を受けています。ノルマンディ地方で収穫された48種類のリンゴと洋ナシでシードルとポワレを仕込み、その醸造酒を蒸留して得られる透明なスピリッツを、さらに樽で長時間に渡って熟成させて出来る琥珀色のブランデーがカルヴァドスです。ラベルに年号が記されたカルヴァドスは蒸留された単一の年を意味し、熟成年数が記されたものは異なる樽のカルヴァドスをブレンドした際に最も若いものを基準に記されています。ルモルトンのカルヴァドスは最低30%の洋ナシとリンゴのブレンドで、ジュースは完全に発酵するまで木樽に置かれます。円柱形蒸留機で蒸留された後、何十年もの歳月を経て樽から瓶に詰められ、グラスに注がれたときにやっと息を吹き返し、芳醇な芳香が人々を魅了します。
トスカーナ
【Villa Puccini ヴィラ・プッチーニ】
フィレンツェ出身のカステッラーニ家は、ダンテの時代(13~14世紀)から市政に携わる一族で、当時からワイン生産を行っていました。20世紀初頭より彼らのワインは広く世界中に輸出されていますが、年月が流れ、世紀が変わっても、記憶に残るワイン造りをしていこうという気持ちは変わりません。カステッラーニ家のワイン造りの根底にあるのは、「ワインの質は畑から始まる」というワイン哲学です。現在の当主、ピエルジョルジオ・カステッラーニ氏はピサ大学卒業後、カステッラーニ社で栽培と醸造の責任者を務め、モダンな消費者の好みに合う、伝統的なトスカーナワイン生産を造り上げようと長年研究してきました。
マルケ
アブルッツオ
スペイン
【Marqués de C´ceres マルケス・デ・カセレス】
スペイン内乱中にフランスのボルドーに移住したフォルネ家は、シャトー・カマンサックとシャトー・ラローズ・トラントードンを購入し、その名声を高めることでボルドーで大きな信用を獲得しました。その後、ボルドーのシャトーを弟に任せたエンリケ・フォルネが、リオハ・アルタのセニセーロの地に、1970年にマルケス・デ・カセレスを設立。彼が目指した「リオハの特徴がさらによく表現されたワイン造り」とは、伝統的なリオハのワイン製法にボルドーのエッセンスを加えることであり、これによってテンプラニーリョの風味が見事に引き出され、ボルドースタイルにモダンさと気品が加わった、“新しいリオハスタイル”が確立しました。
【VERUM ヴェルム】
ロペス・モンテロ家は1961年にファミリー・ビジネスとして蒸留酒製造をスタートして世界的な成功を収め、2005年に新進気鋭のワイナリーを設立しました。ヴェルムはラテン語で「真実」という意味で、『大地やワイン造りをはじめ、すべてに対して真実でありたい』という、同家が代々受け継いできた思いから名付けました。ラ マンチャのトメジョッソの標高約400mの平原に200haの畑を擁しており、その表土から3m下にある石灰岩が基盤岩となる土壌では、様々な品種のブドウが栽培されています。モスト・フロール(フリーラン果汁:ブドウを破砕してプレスする以前に自然に流れ出る果汁)のみ使用したワイン造りのこだわりは、同社ワインのクオリティーの高さの理由の一つです。また、今世紀初頭に厚い岩盤を掘り下げて作られた、高さ7m、総面積8000㎡の広大な地下セラーを備え、熟成や貯蔵にも最高の環境を整えています。
【M.Chapoutier/Bila-Haut M.シャプティエ/ビラ・オー】
1808年にローヌ渓谷で創業したM.シャプティエ社は、自然のバランスとテロワールを尊重しワイン生産を行ってきました。ローヌを代表する造り手として高い評価を得るのみならず、世界各国でその土地の個性を表現するワインを生産しています。M.シャプティエがルーションで選んだのはラトゥール・ド・フランス村。黒や茶色のシストはワインに太陽のタッチを与え、片麻岩(変成岩の一種)はミネラルとフレッシュさをもたらし、粘土と石灰質によって力強さとバランスが生み出されます。この土地からシャプティエが最初に世に送り出したワインは”ヴィーニュ・ド・ビラ・オー”と”ドメーヌ・ド・ビラ・オー オクルトゥム・ラピデム”です。そしてさらに6年をかけて”V.I.T”が生まれました。ガリーグに囲まれた畑の70年の古樹のグルナッシュはリッチで複雑、粘土石灰質の土壌で時間をかけて熟したシラーは力強く、そのタンニンはシルクのよう。そして自社の最も素晴らしいシストのテロワールのシラーはエレガントなアロマ、口中でのフィネスをもたらします。2008年にはレスケルド村の程近く、石灰質の高い崖、山風の吹き抜ける乾いた土地から”レスケルダ”と名付けられた新たなワインが生まれました。花崗岩の風化による砂の土壌の350メートルの台地と丘で栽培された素晴らしいシラーとグルナッシュを主体としています。レスケルダとは、カタロニア語で「岩の崖」という意味を持っています。
チリ
【VENTISQUERO ベンティスケーロ 】
チリを代表する総合食品企業アグロスーパー・グループによって1998年に創設されたワイナリーです。「カサブランカ」、「マイポ」、「ラペル」、「コルチャグア(アパルタ)」というチリを代表するアンデスの4つのヴァレーの最高区分に自社農場を複数所有しています。ワイナリーを支えるチーフワインメーカーには、国際的に名高いチリの名醸造家のフェリッペ・トッソ氏、コンサルタントにオーストラリアの名醸造家ジョン・デュバル氏を迎え、数々の高品質なプレミアムワインを誕生させています。ブドウの栽培からワインのボトリングまで、徹底した管理を行うその品質は世界中で高い評価を受け、輝かしい受賞歴を誇っています。