パスタの形状は「ダイス」と呼ばれる型を通して造られます。伝統的には、ブロンズ製の型が使われていました。ブロンズダイスで成形したパスタは、表面に凹凸、ざらつきが残り、ソースが良く絡みます。
しかし、ブロンズダイスは摩耗が激しく、頻繁に交換が必要なため、現代ではテフロンのダイスを使用しているメーカーがほとんどです。
ルスティケーラでは、伝統的なパスタの味わいを維持するため、ブロンズダイスを使い続けています。
1924年、イタリア中部アドリア海沿岸のアブルッツォ州に、のちにルスティケーラとなるパスタ工場が建てられ、1981年に「ルスティケーラ ダブルッツォ」としてスタートしました。
昔ながらの伝統的な職人仕事でつくられるルスティケーラのパスタは大量生産では決して味わえない、小麦の香りがする贅沢なパスタです。その品質と美味しさが認められ、現在では世界65か国で愛されています。
アブルッツォ州は、イタリア半島を縦走するアペニン山脈とアドリア海に囲まれ、国立公園も多く、豊かな自然に囲まれています。山からの澄んだ冷たい風、カルシウム分が少ない純粋な水、そして海からの湿った空気とパスタ造りに最適な要素が揃っており、古くからパスタ造りが盛んな地域です。
パスタの形状は「ダイス」と呼ばれる型を通して造られます。伝統的には、ブロンズ製の型が使われていました。ブロンズダイスで成形したパスタは、表面に凹凸、ざらつきが残り、ソースが良く絡みます。
しかし、ブロンズダイスは摩耗が激しく、頻繁に交換が必要なため、現代ではテフロンのダイスを使用しているメーカーがほとんどです。
ルスティケーラでは、伝統的なパスタの味わいを維持するため、ブロンズダイスを使い続けています。
昼は海から湿った風が、夜は山から乾燥した冷たい風が吹くアブルッツォ州。かつてはこの気候を活かし天日干しでパスタが作られていました。
ルスティケーラでは、独自に開発した乾燥室調整システムを用いて温度と湿度をコントロールし、天日干しに近い状態を再現しています。
高温で乾燥させる大量生産のパスタは、小麦粉のデンプン質が溶け、カラメル状になって固まり、茶色っぽい色味になります。
低温でゆっくり乾燥させたパスタは、小麦の白っぽい色合いのまま、小麦の香りと味わいをしっかり楽しむことが出来ます。
ルスティケーラは、デュラム小麦のセモリナ粉だけを選び、質の良いタンパク質が集まる中心の部分のみを使用しています。これにより、より深い味わいと良質なグルテン(小麦に含まれるタンパク質の一種)が引き出されます。
さらに、ルスティケーラのこだわりは、新鮮な小麦を使うこと。新鮮な小麦で作られたパスタは、小麦に含まれるグルテンが強く結合する為、もちもちとして、コシのある歯ごたえになります。
●凹凸があり、ざらざらした見た目、触感ブロンズダイスで成形したパスタは、表面に凹凸があり、ざらざらした手触りです。この凹凸にパスタソースが良く絡みます。 ●白っぽい色合い低温乾燥させたパスタは、小麦粉そのままの白っぽい色合いです。小麦に余分な熱を加えていないので、小麦本来の豊かな香りが楽しめます。 |
●つるつるした見た目、触感テフロンダイスで成形したパスタは、表面に凹凸が少なく、つるつるしています。 ●茶色っぽい色合い大量生産されるパスタは、高温で短時間で乾燥させます。そのため表面の小麦が溶けてカラメル状になり、茶色っぽい色合いになります。熱を加えることで、小麦の香りは控えめになります。 |
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材料(3人分) | 量 | 下ごしらえ |
---|---|---|
スパゲッティ | 250g | |
エクストラヴァージンオリーブオイル | 大さじ6 | |
ニンニク | 1/2粒 | みじん切りにする |
タマネギ | 60g | みじん切りにする |
パセリ | 適量 | |
パルメジャーノチーズ | 大さじ3 | おろしておく |
海塩 | 適量 | |
粗挽き黒こしょう | 適量 |
■作り方
①たっぷりのお湯で、スパゲッティを袋に表示された通りにゆでます。
②その間にソースを作ります。オリーブオイル大さじ4 をフライパンに入れて、みじん切りにしたニンニクと、みじん切りにしたタマネギを薄く茶色になるように、5分間程度炒めます。
③ゆったスパゲッティと、おろしたパルメジャーノチーズ、みじん切りしたパセリを②のフライパンに入れ、絡めてください。
④仕上げに残りのオリーブオイルと黒こしょう、海塩をかけて皿に盛り完成です。
※お好みでスプラウトなどをのせると、より美味しくお召し上がり頂けます。
材料(3人分) | 量 | 下ごしらえ |
---|---|---|
スパゲッティ | 250g | |
ツナオイル漬け | 80g(1缶) | オイルは切っておく |
グリーンオリーブ | 20粒 | スライスしておく |
ブラックオリーブ | 20粒 | スライスしておく |
エクストラヴァージンオリーブオイル | 30ml | |
レモン(レモンの皮) | 少々 | |
オレンジ(オレンジの皮) | 少々 | |
にんにく | 1/2粒 | 芯は取り除く |
塩・こしょう | 適量 |
■作り方
①たっぷりのお湯で、スパゲッティを袋に表示された通りにゆでます。
②その間にソースを作ります。フライパンに、オリーブオイル(分量外)少々と鷹の爪を入れて、にんにくをソテーしスライスしたオリーブを加えます。
③火からおろす直前に、オイルを切ったツナを入れ、塩、こしょうします。スパゲッティの湯をきってフライパンに入れ、強火でざっとソースと絡めます。
④火を止め、レモンとオレンジの皮をおろし金でおろし、エクストラヴァージンオリーブオイルを加えよく混ぜます。残ったレモンとオレンジの果肉を盛りつけて完成です。
材料(3人分) | 量 | 下ごしらえ |
---|---|---|
スパゲッティ | 250g | |
ブロッコリー | 250g | (固い所を取り除いた茎も含める) |
にんにく | 1/2粒 | 芯は取り除く |
トマト中玉 | 中玉 2個 | 湯剥き |
ピスタチオ | 大さじ1 | 軽くロースト |
ピュアオリーブオイル | 大さじ4 | |
エクストラヴァージンオイル | 適量 | |
塩 | 適量 | |
鷹の爪 | 1/2本 | 種を取り除き輪切り |
■作り方
①たっぷりのお湯で、スパゲッティを袋に表示された通りにゆでます。
②にんにく1/2粒と、鷹の爪、ピュアオリーブオイル大さじ4をフライパンに入れ弱火で加熱します。ニンニクはキツネ色になったら取り出し、そこに湯むきしてスライスしたトマトを入れ強火で炒めます。
③①の鍋に、ゆであがる2分前から小房に分けたブロッコリーを入れ、ゆであがったら湯を切ります。
④②のフライパンにスパゲッティを入れ混ぜ合わせ、仕上げに塩、エクストラヴァージンオリーブオイルで味を調えます。細かく切ったピスタチオをふりかけて完成です。
材料(3人分) | 量 | 下ごしらえ |
---|---|---|
スパゲッティ | 250g | |
チェリートマト(プチトマト) | 250g | 湯剥き |
にんにく | 1/2粒 | 芯は取り除く |
鷹の爪 | 1/2本 | 種を取り除き輪切り |
バジル | 数枚 | |
ピュアオリーブオイル | 大さじ5 | |
エキストラヴァージンオリーブオイル | 適量 | |
塩 | 適量 |
■作り方
①チェリートマトを湯剥きにして半分にカットします。オリーブオイルを入れたフライパンに、輪切りにした鷹の爪とにんにくを入れ弱火で加熱します。ニンニクはキツネ色になったら取り出してください。
②チェリートマトと塩をひとつまみと、バジルの茎の部分のみを加え、弱火で10分煮詰めます。(煮詰めた後、バジルの茎は取り除く)
③その間、たっぷりのお湯でスパゲッティをゆで、湯を切ったらエキストラヴァージン オリーブオイルと②のソースを良く混ぜ合わせ塩で味を調えます。
④盛り付けて、千切りにしたバジルの葉を散らして出来上がりです。