「世界一のハモンイベリコ」と呼ばれるスペインのイベリコ豚や、フランス最古の原種であるビゴール豚、ミルクを主体に飼育された牛肉など優れた品質の精肉類です。
イベリコ豚
スペイン原産のイベリコ豚です。脂身はさらりとしていて、甘味、特有の芳香があり肉質が良いのが特徴です。
ビゴール豚
フランス原産の最も古い品種であるビゴール豚です。そのキメの細かい肉質は味わい深く、特有の芳香が有り、特徴である脂身とのバランスに優れています。
フランス産仔牛
豊かな自然に育まれ、ミルクを主体に飼育された仔牛肉はフレッシュでジューシーな味わい。
仔羊
オーストラリアで生産される仔羊は、自然の牧草地や資源など恵まれた豊かな環境によって、最高品質であると非常に高い評価を受けています。
生ハム
イタリアより、名産地とされるパルマとサン・ダニエーレからプロシュートを、スペインより、イベリコ豚の生ハムを、フランスより、希少なビゴール豚の生ハムをお届けします。
サラミ・食肉加工品
イタリアより直輸入の、伝統的な製法で生み出された風味豊かな本場のおいしさ。
取扱ブランド
【JOSELITO ホセリート】
ホセリート社は、1860年ユージン・ゴメス氏により、スペイン中西部サラマンカ郊外にある標高1,000メートルのギフエロに設立されました。当地は冷涼な気候で湿度も低く、生ハムを乾燥・熟成させるために適した環境です。細やかな職人技を用いて、最上級と評価されるハモンは、20年前に家業を継承した4代目社長のホセ・ゴメス氏(創業者ユージン氏のひ孫)の優れた経営手腕によって世界的ブランドに育ちました。世界中の著名な料理人たちが同社のハモンを「世界一のハモン・イベリコ」と称賛しています。
最上のハモンを完成させるために、デエサの管理を含めた種豚の飼育からハモンの熟成まで、一貫してすべての工程を自社で管理しています。イベリコ豚は、クオリティを維持するために、170,000ヘクタールの広大な自社で所有しているデエサ(どんぐりや樫の木などが林立する広大な牧草地)で放牧され、2年以上もの年月を費やし飼育して、イベリコ豚特有の肉質に育てます。また、ハモンの製法は創業当時から受け継いだ伝統的手法と職人技が駆使されています。
【Le Noir de Bigorre ノワール・ド・ビゴール】
ノワール・ド・ビゴール豚はフランス原産の純血種で、ローマ時代から存在していたことが古い記録に残されています。1930年代28,000頭のノワール・ド・ビゴール雌豚が飼育されていましたが、第二次大戦後生活習慣の変化と農畜の産業化により急速に壊滅的な状態になり、1981年にはわずか雄豚2頭、雌豚30頭がピレネー上部の数えるほどの農場で飼育される事態に至りました。当時絶滅する植物や動物を生き残らせるプロジェクトが立ち上げられ、地元農家やビゴール協会などの献身的な活動により絶滅の危機から脱することが出来ました。現在は10,000頭近いノワール・ド・ビゴール豚が飼育されています。近年フランスでは高品質の国産素材が注目を集めており、ノワール・ド・ビゴール豚も認知度が上がり、パリ市内の精肉店やレストランをはじめ多くの店が取り扱うようになり、フランス南西部産の豚肉の品質への評価が高まり、それとともにフランスでも豚肉が料理素材として脚光を浴びています。
“ジャンボン・ノワール” “ノワール・ド・ポーク”はAOCを取得しています。
【PAVONCELLI パヴォンチェッリ】
1899年、アディジェ川ヴェローナ河岸とヴァルポリチェッラ丘陵地帯に囲まれたペスカンティーナという町に、創業者であるアーネスト・パヴォンチェッリが精肉店を開業しました。彼が真の匠の知識によって厳選した肉は、当初来店されたお客様の心をすぐに捉え、その噂はどんどん広がり、やがては町の外にまで届くようになりました。お客様からの要望が増えていく中、1925年にアーネストはサラミ工房を開くことを決断し、その後まもなくヴェローナ地方伝統製法のサラミを製造出来るまでになりました。120年近く経った今もなお、パヴォンチェッリのサラミ工場は、家族が大切に長い間培ってきた秘伝のレシピを守り続けています。そして今も同じ情熱を持って、最高品質の製品を生み出すために原料を厳選しています。「一枚一枚にイタリアの品質を」をモットーに、現代的な設備と熟練の職人たちとの融合によって生み出される独自の味わいは、地元ヴェローナをはじめ国内外のレストランなどから高い信頼を得ています。